写真へのこだわり

大切なのは惹き出す力

ストロボなど一般的には身近でないものもあるにしろ、スタジオの機材といっても特別なものではありません。その気になればカメラの知識や機材の使用方法などは2~3日もあれば、誰でも覚えることができます。当然、プロですから速やかに確実に使いこなし、応用技も効かせることができます。

例えば家族写真の場合など、単に並んでいただいて撮影するのではなく、意味があり、バランスの良い並び方を考えるのもプロの仕事であると考えています。
それはプロのセンスであり、経験でしか蓄積されないノウハウだと思っています。

しかし一番大切なことは、お客様とのコミュニケーションや雰囲気づくりにより、その方の笑顔、魅力を惹き出すことにあります。笑顔にも様々な種類があって、とかく撮影の瞬間だけ笑顔を試みようとする場合がありますが、私たちは撮影中だけではなく撮影前にも、その人の一番自然な笑顔を見つけ出すことが重要と考えています。

プロのモデルなら、自分の表情作りのため、鏡を見て毎日研究しています。そういう意味ではプロのモデル撮影より、お客様の撮影の方が笑顔を惹き出すのが難しいかもしれません。

お客様と短い時間かもしれませんが、その間にいかに親しくなれるかが撮影の第一歩と私たちは考えています。

お客様といっしょに選ぶ

カメラマンが良いと思う写真は、お客様が良いと思われる写真と必ずしも同じではありません。
昔は今のように撮ったその場で選ぶことが出来きませんでしたので、”カメラマン任せ”の場合がほとんどでした。お客様といっしょになって写真を撮影するのですから、選ぶときも一緒に選ぶのがいいと思います。

自分で撮影した写真をそのお客様と選ぶのは一番緊張する時間でもあり、カメラマンにとって一番楽しい時間でもあります。その時のお客様との会話から学ぶものがほんとうにたくさんあると感じています。

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